こんにちは、検索迷子です。
数年前から、極端に読書の傾向が変わった。
意図して変えたのではなく、知らないうちに変わっていた、
というところだろうか。
従来、ビジネス書というものは自分に無縁だと思っていて、
ほとんどといっていいほど読まなかった。
本というものは、エンタメ要素があるもので、
小説のような楽しんで読むようなものばかりを手にしていた。
この数年、ビジネス書やハウツー本のようなものばかりを読んでいて、
なんとなく最近、自分ってこういう本って楽しめているのか?と、
立て続けに感じることがあった。
役に立つ。
だけど、本当に興味関心がある好きなジャンルかと言われれば、
義務感や学ばなければという拘束された心理状態で、
焦りを持って読んでいたような気がする。
もちろん、面白い本も多い。
だけど、その面白さは個人として楽しいというよりは、
未知なものを知るということと、
仕事の糸口がつかめてすっきりしたというくらいだったのかも、
と思うようになってきた。
仕事に関わる本ばかり読んでいると、
本を開く楽しみとかが、ときどきそがれることもある。
読まねばならない本、吸収しなければならない知識、
そういうものにがんじがらめになっていると気づく。
本を読むことが大好きだった、
そういう自分を思い出させてくれるような、
心豊かになるような読書体験をあらためてしたいものだ。
読んでいる本を記録していると、
そのジャンルの偏りがあまりにありすぎて、
あれ、一体いつからこんなに窮屈な本ばかりを読むようになったのか、
少し自分でも驚いてしまった。
本を読むことを楽しむ。
その原点に返りたいと思う。
では、また。