求めるもの求められるもの

こんにちは、検索迷子です。


自分の求めるものと、人から求められるものが違う、
そう思うことがある。


そういうとき、これまでは自分の求めるものに、
ただひたすら走り続けてきた気がする。
でも、いつしか、求められるもののなかに何かがあるのかも、
そう思うようになってきた。


求めるものは、自分で創造しない限り実現できないことが多い。
描きたい絵があるなら、自分で書くしかない、
理想とする姿があるなら、自分が声をあげるしかない。


だけど、そういうことができるほど、
求めるものがはっきりしていなかったり、
そこまでできる自信がなかったり、
あるいはリスクが負えなかったりすると、
結局は他人の描く姿に便乗したり、伴走することになる。


ならば、往生際悪く、求めるものにすがりつくよりは、
求められるものに一度なってみるのも悪くないのかもしれないと、
少し気持ちを軟化させている。


求めるもの、求められるものがいつしか一致することも、
あるのかもしれないし、
求められるもののなかから、求めるものが見えてくるかもしれない。


いずれにしても、自分の視点だけにこだわると、
何か見落としていきそうなものもあるのだと、
だんだんとわかってきた。


求められるもののなかに、求めたいものがあることを、
ただ、願っていくことも大事な時間なのだと思う。


ずれがあったところで、自分は自分。
それさえ見失わないでいれば、
何かきっとつかめる日がくる、そう思うようになってきた。


では、また。