もうひとふんばり

こんにちは、検索迷子です。


あと一歩というところで、チャンスを逃すことがある。
そして、逆にあと一歩というところで、劇的なひらめきがあり、
チャンスを手に入れることもある。


人生のなかでそれはどっちが多いのだろう。
あまり考えたことはないけれど、
記憶に残っているのは、残念な結果だったほうだろうか。
悔しさのあまり、後悔を繰り返してしまい、
そっちのほうが鮮烈に記憶として残ってしまう。


もうこれ以上がんばれない、と思うときほど、
それでもがんばってみたら、いい結果が出たときがある、
そういう記憶の引き出しを開けてみようと思う。


そういえば、私はテストのとき、
開始何分以降なら退出していいというアナウンスがあっても、
ほとんど途中で退出したことがない。


それが大学の試験で、たった一問しか設問がなく、
さてこの一時間で考えたところで絞り出せるものはあるのか、
と思うようなときでさえ退出してこなかった。
何か粘れば出てくるのでは、
何か思い出すのではという可能性に賭けてきた。
もちろん失敗することもあったけれど、
ときどき、その粘りが結果につながることもあった。


がんばれないと思うときこそ、
どうしたら結果を出せるのかと考え抜くチャンスなのだと思う。


もうひとふんばり。
その思いと、考え続ける時間に未来を開くドアの鍵があるのだと、
いつだってあきらめないでいようと思う。


もうひとふんばりしよう。
誰のためでもなく、今の自分のために。


では、また。