検索迷子、400回

こんにちは、検索迷子です。


今日で検索迷子は400回目です。
節目の数字ごとにエントリーを書いていますが、
正直なところ、よく続いているなと今回つくづく思いました。


特になんていうことのないことでも、
書き続けるだけで400回。
続けようと思う気持ちは持っているから毎日何か書くものの、
この先に何があるかもわからないで、ただ書いているだけだ。


わかったことといえば、
辞めないでいることが一番難しいのだということだけ。
顔を洗ったり、歯を磨いたり、食事をすることとは違い、
これがないと生活に支障もない。


そこをあえて、特別な理由がなくても毎日書くことだけを、
ゆるやかな自分との約束として続けている。
いっとき、毎日何かテーマ性があるものを書きたいと思っていたが、
そういう縛りは、そのときどきの生活リズムや、
心理状況や調べる時間などの制約で、思った以上に難しい。
だから、それができるときだけと気持ちを切り替えた。


当然、アクセスされたり読まれたりするエントリーは、
しっかりと書き込んだものの方が多い。
だけど、調べてしっかり書いたものが私自身の考えかというと、
それは全く違ったりする。


単に検索したときに、情報が手厚いということで読まれても、
もしかしたら、それは検索迷子でなくたって、
もっと上手に説明したり要約してくれている人がいるだろう。
だから、他人にとってすごくいいエントリーを書こうと気負うより、
自分が残したいもののほうが、ずっと気持ちが楽になる。


そして、400回がやってきた。
またどこかの節目で数字を書くだろうけど、
こういうきりのいいタイミングは、
まだ辞めないで続けるよねと自分と対話する時間だったりする。


なんとなく続けていることでも、
気がつけば回数が積み重なるものだなと思う。


同じことの繰り返しって、かけがえがのない時間かもしれない。
同じことを繰り返すことで、見えてくるものもある。
その見えてきたものや、見えていないものが、
どこかの瞬間で、小さく弾けてほしいなと思う。


単調作業の繰り返しの先に、
まだ見ぬ希望があると信じたいのかもしれない。


なんてことのない一日の先に、
突如として現れる、何かがあるのだと思いたい。


では、また。