意中、意外

こんにちは、検索迷子です。


意に沿わないものがあったら、どうするか。
意中のものならば、一心不乱に迷わず進めるにしても、
意外、だったとき、そして、それを断りにくい状況のとき、
さぁ、どうしよう。


意に沿わないということで、思いっきりはねのけるか、
それとも、意中と見せかけてそつなくやりすごすか。


乗り気でないものを、乗り気であるふりをしたり、
楽しめないものを、楽しいと装ったり、
そういうことができる人もいるだろう。
でも、そういうことが、さらに望まぬ結果を引き起こすことだって、
十分に考えられる。


何かの誘いを受けたとき、
それを最初から断るか、ものすごく楽しみにして行くそぶりをみせるか。
スマートな対応方法はないものだろうかと思ってしまう。


心のなかでは、最初から断りたい。
だけど、いろんな人間関係とか、その先のことを考えると、
いきなり断ることはなかなか勇気がいる。


中途半端に引き伸ばすくらいならば、
最初から無理だと、その気はないといえればいいのだが、
なかなかそういうことがいえない状況がある。


意中のものと、意外なものと、
こんなにも気持ちのゆれとか、違いがあるものだと思ったりする。
意中のものであれば、すぐに飛びつくし、
意外なものであれば、断るタイミングを見計らって、
悪いことに中途半端なところで断ってしまい、
余計に気まずい思いがすることがある。


意に沿わないとわかっているなら、
あえて、相手に関心をもたれないように、
あえて、最初からかかわりをもたないようにしておけば、
もっといいのかもしれないのに、
なぜか、そういうことに限って、自分にボールが投げられる。


一度受け止めてしまったボールは、
返さなければと思ってしまう。
でも、返す気がないときは、ずーっとそのボールを手に、
ものすごく中途半端な思いがするときに、
バウンドさせながらへんな返し方をしてしまう。


意中のものに集中するために、
意外なものはさくっと捨てて、
さくっと関心のなさを伝えてしまえれば、
どんなにか楽だろうと思う。


それとも、意に沿わないものを受け止めてみる、
という自分のキャパシティを見直すということもあるかもしれない。
回避するのではなく、拒絶するのではなく、
いったんはそれを受け止めてみることで、
意外なものが、意中に近づくかもしれない。
これはなかなかエネルギーがいりそうだ。


断る力も大事だけれど、
断らないで吸収してみようとする気持ちも、
実は大事だとわかっている。


結果的に断るなら潔く、
結果的に断らないなら、思いっきり受け止める。


そういう、心が軽くなるような、
しゃきっとした決断や対処ができるようになりたいと、
いろんなシーンで思わされる。


断る心理的負担を感じるくらいならと、
相手を怒らせて、相手から断ってくるような状況を、
なぜか望まないことに関しては願ってしまう。
自分が悪くなくても、悪者になろうと思ったりして。


自分も相手も、ごく自然に終われればいいのに、
怒りや自己否定なしに出しにくい結論であればあるほど、
さて、どうしようかと思ってしまう。


そんな悩み、あまり建設的ではないなと思いつつ。
もう少し、直感を信じて即答したいなと思いつつ。


では、また。