こんにちは、検索迷子です。
日ごろ、あまり熱心にテレビを観ないのだが、
年末年始にいくつか久しぶり番組を観ていて、
ちょっとしたことに気がついた。
それは、自分が知っているその人は、
数年前のまま止まっていて、
姿見とか言動とかイメージが、過去のある地点で停止したまま、
今もその印象を持ち続けているということだ。
たとえば、あれこの人ってものすごくやせていたのに、
今は随分ふっくらしているとか、
こんな髪型だったけとか、話し方だったっけとか、
ものすごく以前の当人と比較をしてしまう。
だから、時折、その人の話題をしていると、
何かイメージがずれることがある。
ああ、私は結構、古い情報のまま人を見ていたのだなと思う。
毎日会う人ではないから、もちろんそういうこともあるだろうが、
かなりの年数が経つと、その人の活躍するジャンルが変わっていたり、
人気度も変わっていたりする。
それによって、その人の顔つきも変わっていたりすると、
随分と観ないうちに時間が経過していたのだとはっとする。
テレビにでるような人は、良くも悪くも、
過去と現在の比較がしやすい。
一般人は、そうやって客観的に自分を見る材料はなかなかない。
どの時点、どんな自分がどんなふうに見えていたか。
そして、今はどうなのか。
冷静にみることはなかなか難しいものだと思う。
著名人のように、人の目にさらされる職業の人の変化ほどは、
大きくないかもしれないが、
数年前ときっといろんな点が変化しているのだろうと思う。
どの時点の印象で、自分は自分を見ているのだろうかと思う。
人からというよりも、自分が自分のことを客観視できているのか、
そっちのほうが気になったりするものだ。
自分が見ている自分が、
何か、進むべき方向を間違えていなければいいのだけど。
では、また。