『相棒 劇場版2』試写会

こんにちは、検索迷子です。


映画、『相棒 劇場版2』の試写会に行ってきました。
正式なタイトルは、ローマ数字の2なのですが、文字化けするため普通の数字にしています。
今日は、その感想を書こうと思います。
映画、『相棒 劇場版2』の公式ホームページはこちらです。


テレビ版を見ていなくても


テレビで放映されている『相棒』を観たことがないため、
映画を楽しめるかなと心配していたのですが、
映画単独で十分、楽しめました。


テレビ版を観ていなくても、登場する役者さんの名前と顔が一致したり、
あるいは名前がうろおぼえても顔がわかるためか、
さすが日本映画はストレスなく観られるなぁと思いました。
映画内の人物相関図とか、役職名とか、そういうのはちょっと難しいのですが、
顔がわかっているので、ストーリーに入り込むことができました。


映画版になるくらい話題になっている作品なだけあって、
登場人物が大物の役者さんばかりなので、
相棒のビギナーでも十分に面白いと思いました。


同行した人は、テレビ版の相棒を観たり、
劇場版1を観ていたため、それとの比較やストーリーを楽しんでいました。


役者さんについて


主演の水谷豊さん、及川光博さんともに、
ああ、いい味を出す役者さんだなと思いました。
映画単発だけではなく、テレビで一緒にやっているせいか、
ちょっとした間の取り方とか空気感に、
チームとしての信頼関係が深まっている様子がうかがえました。


及川光博さんは、最初、あ、ミッチーだと思いながら見始めていたのですが、
後半はそういうこともなく、
一緒に仕事をする相棒ってこういう雰囲気なんだと思いました。
存在感を消さずに、他の人の邪魔をしないって凄い才能ですね。


水谷豊さんは、『熱中時代』での演技でとても好きな役者さんですが、
素敵な年齢の重ね方をされていますね。
そして、今回の映画の警視庁内での事件が緊迫感を帯びるなか、
唯一会場で大爆笑となったシーンがありました。
そのときの演技や間合いがものすごく水谷さんらしくて、
ここは何度でも観たいシーンでした。


余談ですが、『熱中時代』は佐藤隆太さんと松下奈緒さんのコンビで、
来年復活するようですね。
学園ドラマの金字塔『熱中時代』、佐藤隆太&松下奈緒で22年ぶり復活!


役者さんについて、いろいろコメントしていくと、
きりがないくらいどの方も、それぞれの役にあったいいお仕事をされていると思いました。


それから、女優の高樹沙耶さんは、
芸名を本名の益戸育江(ますど・いくえ)さんに変えていたのですね。
チラシを見るまで知らなかったため、
一瞬だけ登場するシーンを見て、あれ?と思いました。


それから、犯人役の小沢征悦(おざわ・ゆきよし)さんは、
眼光鋭くとても印象に残りました。
指揮者の小澤 征爾(おざわ・せいじ)さんがお父様なのですね。


ヒロイン役の小西真奈美さんは、凛として、
時に強く、時に弱い女性を演じていました。
美しいゆえに、凄みがあると思いました。

ネタばれ防止のためにお願いチラシ


試写会後、会場を出る前にプリントが配られました。
ネタばれ防止のために、映画の核となる2つは、
ブログやツィッターに書き込みしないようにとのことでした。
映画でこういうチラシを受け取ったのは初めてで、
ファンへの配慮から、楽しみを奪わないようにとのことのようです。


私はテレビ版のことがわからないため、
もしかしたら、そのチラシをもらわないと危うく書いたかもしれないですね。
同行者は、チラシを見て、
だってそうだよー。今後のテレビ版どうするのかなと言っていた位、
ちょっと驚きの展開もあったようです。


なので、ストーリーについては中途半端に今日は書けず、
面白かった、楽しめたという内容になってしまっています。


ファンがたくさんいる日本映画は、とても安定していて、
あまり深いことを考えなくても、楽しめるツボをきっちり押さえているため、
こういう映画っていいなと思いました。
相棒ビギナーでも安心して観にいけると思います。


相棒が愛される理由がわかった映画でした。


では、また。