知的財産管理技能検定(3)

こんにちは、検索迷子です。


先日から2回、知的財産管理技能検定の受検について書きましたが、
今日はその続きです。
知的財産管理技能検定
知的財産管理技能検定(2)
なお、知的財産管理技能検定3級のことだけしかわからないため、
他の級については、また知る機会があれば書きたいと思います。

試験時間と科目ごとの受検


この試験で、ちょっとめずらしいと思ったのが試験時間でした。
通常、何かの試験というのは、午前中から始まるのですが、
この試験は、12:45まで入室で試験開始が13時でした。


試験内容は、学科と実技がともに45分ずつです。
が、ここで、また驚いたのが、休憩がなんと1時間もあったのです。
つまり、学科の試験説明が12:45からで、実試験は13:00〜13:45、
休憩13:45〜14:45、
実技の試験説明が14:45からで、実試験は15:00〜15:45でした。


どうして45分ずつの試験に、
一時間も休憩があるのかと当日は思っていました。
後からわかったのですが、
この試験は、科目受検する人が意外といるといるようでした。
つまり、学科だけ受ける、実技だけ受けるといった、
分割で受検ができるようでした。


そのため、新規で入室する人がいるという前提で、一時間のようでした。
実際に、学科試験のときには空席だったところに、
実技の時には人がいたので、そういう受検をしている人もいるようです。


実際に、年間の試験スケジュールなどを見ると、
1級では学科か実技のいずれか、という回があるようです。
知的財産管理技能検定 検定情報


受検科目について


受検科目は、学科、実技と分かれています。
こういう検定試験で、ときどき見かけてわかりにくいなぁと思うのですが、
学科はさておき、実技と聞くと、何か体を使うのかと誤解してしまいます。
私もテキストを買うまで実技って何?と思っていました。


実際は、実技も筆記試験です。
学科は三択問題のマークシート
実技は、すごく大雑把に言えば、法律関係の解釈の読解や、
会話文や状況説明の長文読解、
法律が適用される日付の計算問題があり、回答は記述式です。


といっても、
○×を書いたり、三択のうちのアイウのどれかを書いたり、
自分で計算した日付を書いたり、記述されている検定に関係する、
法律用語の単語を書いたりということなので、記述する量は少ないです。


学科、実技のいずれも、試験中は、文章を読み続ける試験なので、
国語が苦手な人は、ちょっとしんどいかもしれませんね。
ひっかけ問題が多く、シチュエーションを理解するのがたいへんだったり、
なかなか最初は私も慣れませんでした。


そのほか、ちょっとしたこと


この試験で、めずらしいと思ったことは、他にもあります。
先日、受検票はネット申し込みの場合、自分でプリントアウトを持参と書きましたが、
受検票の扱いについて。


提出用の受検票は当然、回収されるのですが、
自分の控え用の受検票は、受検時に荷物にしまわなければなりません。


え、解答用紙に受験番号を書くために必要では?と思っていたら、
解答用紙には、自分の名前が印刷されていました。
このことは事前にどこにもなかったためか、
結構、受検票を出しっぱなしにして、しまってくださいと言われている人がいました。


それから、携帯電話ですが、
普通こういう試験では、電源を切ってかばんにしまうとか、
電源を切っていることを試験監督が巡回してチェックしてから、かばんにとか、
そういう経験はありましたが、
なんと、電源を切って、机の上においてくださいと言われました。
遅刻ぎりぎりで入室してきた人は、
電源を切ってしまっているといったら、出してくださいと言われて、
ただでさえ慌てているのに、面くらっていました。
つまり、試験中ずっと机の上にということです。


それから、これは私が受検した会場だけかもしれませんが、
11月中旬というのは、世の中、検定試験のシーズンで、
指定された大学は複数の試験の会場となっていました。
折りしも、時期は学園祭シーズン。
大学は人があふれかえっていました。
大学のキャンパスは広く、ほとんどエレベーターなどがないため、
時間にはゆとりをもって出かけたいものです。


試験の周辺情報はこんなところでしょうか。
実際の知的財産に関することは、また何かの機会に書きたいと思います。
私が受検したのが、第7回ということで、
検定試験としてはまだまだ若いものです。
ちょっとしたことでも、次回受検する人のご参考になればと思います。


では、また。