Webサイトの選択機能の使いにくさ

こんにちは、検索迷子です。


かねてから気になっていたのだが、
サイトのデザインによくある、入力補助機能が使いにくいサイトが多い。


固定の名称があるのかどうかわからないが、
たとえば、一例だが楽天のトップにある、「全商品で」というところで、
他のものを選択しようとして、下矢印をつかむとする。
http://www.rakuten.co.jp/


そのとき、数回に一度は失敗する。
選択文字列をつかみそこなったり、
その下にあるキャンペーンバナーをつかんでしまったりする。


これはこのページに限らない。
たとえば、ヤフーhttp://www.yahoo.co.jp/のトップページの、
検索窓下のキーワード入力補助機能だと、
数回に一度は下にある、トピックスのページを開いてしまう。


誤操作が危険な例


こうした入力補助機能は、先の二つのように、
プラスアルファのお手伝い機能のものもあり、
違うサイトにいっても、いらいらするくらいでやり直しがきくものもあるが、
そのサイトにとって、選択必須の項目で使われているものも多い。


たとえば、楽天の医薬品販売については、
規制の問題があって以来、入力必須項目が増えた店舗もある。
ところが、これが恐ろしく入力しにくくて、
決済までに何度もやり直しをするはめとなる。


たとえば、年齢はとか、
購入経験はあるかとか、説明はいりますかとか、
複数の質問事項がないと購入できないようになっているのだが、
プルダウンが下の項目のプルダウンと重なってしまい、
選んでないものが先に選ばれてしまったりするのだ。


特定店舗がどうのというのではなく、
医薬品を販売するうえで、何を気をつけるべきなのか、
本当に考え抜かれているのだろうかと思うこともある。



うまく説明できないのだが、
押して、引いての止まりが悪いというか、すべるというか、
つかみにくいというか、何度やっても数回に一度間違える。
買うのがいやになることもある。


楽天以外にも、
たとえば全国展開しているような転職サイトなどで、
都道府県を選択したりするとき、確実に47都道府県はこのプルダウンメニューに出てくる。
年齢などを選ぶときも、幅広い選択項目がある。


このような機能は、省スペースのためにやっているのだろうが、
本当に今のこの機能がベストなのだろうか。
ポップアップや、ラジオボタン、別ページを作る、
サイドメニューにする、
あるいは場所をとっても全項目表示をするなど、方法はないのだろうか。


さらに、プッシュした際に止まりがいいように、
固定できる方法などはないのだろうか。


私は何年もインターネットの世界にいて、
この機能は最終形だとはまだ思えない。
慣習的に下矢印、下三角マークはなじんできたが、
押して、引いて、という簡単な操作でまちがったページに飛んでしまうのは、
やはりおかしい機能だと思っている。


押すスピードなのか、引くスピードなのかわからないが、
今のものより、もっと使いやすくなってほしい。


なんとなく、間違ったサイトを開いてしまったとき、
電車の自動改札をタッチしそこなうくらい早く出すぎて、入場記録がなかったり、
あるいは他人の巻き添えではさまってしまったりという、非常にいやな思いがする。
キンコンキンコンとなっているような。


たかが選択機能、たかがプルダウンではないと思う。
これで、なかなかつかみたい項目が選べず、操作をやめてしまうこともある。
機会損失につながるのは、サイト運営者だ。


正しく選べる止まりのいい、ずれない選択機能を作ってほしい。
楽天のトップページのこの機能は、毎回使いにくいと思ってからは今は使ってません。
医薬品のところも過去に購入履歴があったともので買える品物でも、
以前より余計に危ない操作をしそうで、リアル店舗で買うようになったものもあります。


政府の規制によってこういう措置をとっているのなら、
もっと本気でこの機能を直してほしいです。
これこそ、年配の方が落ち着いて、しっかり操作ができないものです。
まちがった回答項目を選んでしまうかもしれません。
私は少なくとも何十回もこの決済でつかみそこないを経験しました。


省スペースだけが、いいサービスではありません。
それはサイトを作る側の問題です。
すべて見えていて、ページ遷移が多いことだっていいサービスなこともあるのです。


楽天だけがというわけではありませんが、
特に医薬品に関わることと、ベンチマークとなりそうな影響力のあるサイトなので、
ここを一例で挙げました。


ほんと、つかめないのです。
金魚すくいみたいな気持ちになります。
誰か、このデザインに革新を起こすか、固定スピードの基準値か、
押して引いてのタイミングのベスト時間を教えてください。


正しく、しっかりと、なめらかに選択項目を選びたい。
まちがったサイトにジャンプしたくない。
ただ、それだけなのです。


では、また。