将来の夢

こんにちは、検索迷子です。


将来の夢は何ですか?
いきなり、初対面の人にそう聞かれた。
相手はまだ働き始めて数年で、補助的な仕事をする人だった。


言葉に詰まってしまった。
将来って、いったいいつのことだろうと。


子どものころ、将来の夢というのを文集に書いた覚えがある。
大人に聞かれて答えたこともあると思う。


でも、大人になってから、
「将来」という言葉はあまり使わなくなった。
この先どうしようかとか、今後どうしたものかとか、
少し先をイメージした言葉は使っても、
「将来」ってずっと先の「夢」と結びついたもので、
もっとふんわりしたイメージだった気がする。


いつしか、それは現実に実現すべきものや、
実現したいものとなり、
将来というほどの夢物語ではなくなっていた気がする。


子どものころになりたかった将来の夢や仕事は、いくつかあった。
そして、部分的には実現できたものはある。
でも、その当時、インターネットというものは選択肢にはなく、
職業の一つや夢にもあがらないものだった。


だから、インターネットを使った仕事で、将来の夢を語るなんてできなかった。
でも、それはむしろこれから先、「将来の夢」になるのだろうか。


問われて気づいたのだが、
「将来の夢」っていくつになっても持てるのだと思った。
実際、私は10年先にやりたいことは明確にある。
そして、それに向けて今を過ごそうと思っている。


大人になったから、
何歳だから、
将来の夢がなくなるなんてことはない。
いくつになっても、いつからでも、
将来の夢は見られる。


子どものころの将来の夢が部分的にでも叶って、
夢が現実になったところから、
大人ならではの将来の夢が描ける。


そういえば、昔の将来の夢は、
必ず一つだけ書いていたような気がするが、
現代においては、
終身雇用制も崩れて転職をしたりキャリアチェンジも普通になった。
また、女性の社会進出もあり、お嫁さんだけが目標ではなく、
お嫁さんであり職業人というのも普通だろう。


いくつもの職業に就ける可能性があるということは、
夢がいくつも持てるということだ。
これは描いた夢ではないと思ったら、どんどん方向転換ができる。


将来の夢は、なんですか?
そして、将来の夢に向けて、いま何をしていますか。


私はまだまだ夢の途中です。
叶えたい夢がたくさんあります。
将来という少し先もあり、今すぐにでもというものもあり。


将来を描く時間って楽しいものです。
まだ、まだやるぞ、まだ先にいくぞ、と思います。


夢が現実になったら、また次の将来の夢を見続けたい。


では、また。