こんにちは、検索迷子です。
お店で、ひまわりのちょっとしたアイテムをもらった。
帰る道すがら、散歩道に向日葵が満開なのに気がついた。
そうだった。向日葵の季節なのだ。
向日葵は夏の季語でもあり、夏、そのものを表すような花だ。
学生時代、漢字の書き取りテストで、
ひまわり、と言われたとき、私はすらすら書けた。
花の名前を漢字で書けるのが楽しく、一つずつ覚えていた。
ひまわりは、日に向かう葵と覚えていたはずが、
今ではその、葵という漢字がすぐに書けなくなっている。
まさしく、いっせいに同じ方向を向く、誰もよそみをしないような、
そんな向日葵の群生するさまは、天真爛漫で、
真夏の花らしく、そして花の大きさからして、元気の象徴に見える。
日に向かっていくさまが、潔く、そして、全部が全部同じ方向を向いているのが、
逆に怖くもある花である。
向日葵のようにほがらかでありたいと思いつつ、
向日葵のようにはなれないよなと思う。
自分だけ、日の光や習性に反して、違う方向を見そうな気がする。
夏の日差しを思いっきり浴びて、日の光に映える向日葵。
ぱきっと背筋を正して、日に向かっている姿は凛々しい。
見ているだけで、夏を感じさせる力のある花だ。
英名が、サンフラワー(Sunflower)というのも、ダイレクトで、なんだかほほえましい。
光を浴びて、まっすぐ前を向いていこう。
日があたるほうへ、日のあるほうへ。
元気だしていこうよ、向日葵はそう言っているような花に見える。
では、また。