はてなさん、10年目おめでとう!

こんにちは、検索迷子です。


ふと、一年前に書いたエントリーのことを思い出して、
はてなさんが今日で10年目に突入することに気がついた。


去年は検索迷子を始めて二週間目でしたが、
どうにか1年ブログを続けてこられて、
10年目に突入する、はてなの時間に立ち会えて、よかったなと思います。


はてなを使っていて思ったのは、
はてなは使い手が主体のサービスで、使い手を邪魔しないなと思いました。
読み手だけだったときは気づきませんでしたが、
自分が発信者になったとき、気負わず、生活の一部として、
はてなというサービスがしっくりきます。


欲を言えば、機能面とか、いろんな要望はあるのかもしれないですが、
なぜか、これで十分という最低限の必要な事項は満たしているので、
大きな不満はあまりありません。


あれもこれもなくてもいい、これだけあればいい、
という部分が基本に忠実に存在しているような感じです。
これが、定番という感覚なのでしょうか。
奇をてらったものではなく、基本の基本がある。
だから、いつもここでいいという感覚。


たとえば、昔からある三菱鉛筆やMONO消しゴムやコクヨのキャンパスノートのように、
一時期は他のものを使っていても、またこれに戻っていく感覚です。

三菱鉛筆 鉛筆 9800 B 1ダース K9800B

三菱鉛筆 鉛筆 9800 B 1ダース K9800B


もっとデザイン性のあるものを使った時期があっても、
会社の備品の定番として使っているうちに、
これがあれば十分という感じで使えるもので、
あらためて良さを見直すもののような気がします。


はてなは、こういう基本的な文房具のような存在です。


静かにたんたんと思考を深めていく場所として、
毎日使うものだからこそ、この普通の感覚が一番、いいのだと思いました。


はてなさんの10年に、
誰もが定番として使ってきた時間の深さを見るようです。
指示されるってすごい。
嫌われないってすごい。
ベーシックなことを大切にしたい、心からそう思います。

はてなさん、10年め、本当におめでとうございます。
来年もまたお祝いコメントを書ける、自分でありたいと思います。


一つずつの積み重ねが、明日になる。
はてなスタッフのみなさんの、思いがここにある。


はてなは、いいサービスだと思います。


では、また。