飛び込み訪問で説明力を磨く

こんにちは、検索迷子です。


営業経験がないため、飛び込み営業というものをしたことがない。
アポなし訪問や、初対面の相手先に思い立ってすぐとか、
連絡をせずに出向いたことがなかった。


でも、今日は本当に突然、行動しようと思い立って、
ある団体が多数入っているビルに出向き、アポなしで突然訪問をした。
プロモーションとリサーチのために、電話でやり取りしようと思っていたが、
電話くらいではだめだ、直接声を聞きに行こうと思い立った。


ビルの最上階から順に、フロアマップを手に、
1階分を全てを制覇しては下の階に下りを繰り返した。
数時間かけて30箇所くらいまわった。


喋りなれたコンセプトの説明や、協力依頼内容も、
初対面で社名を名乗るところから、訪問意図を伝えるところからのため、
たいへんなことをしにこのビルにやってきたと最初の数件でぐったりした。


幸いなことに、どこも受付で社名を名乗ると、
好意的に話を聞いてくれて、断られることはなかった。
お茶まで何箇所も出していただいた。
飛び込みにしては随分と優遇していただいた。


疲れて頭がぼーっとしてきても、
口だけは滑らかに、サイトコンセプトなどから説明ができる。
でも、相手は毎回違う人のため、説明が慣れきってしまうと、
相手がわかっていないというサインを読み落とす。


説明に必死になるあまり、相手の目さえ見なくなっている瞬間に気づいたりと、
同じことを何十回も半日で繰り返すことによって見えてきたことがある。


飛び込み訪問をすることが、こんなに得ることの多いものだと初めて知った。
そして、名刺をいただくということが、これほどまでに貴重なこととは思わなかった。


新サービスの企画意図を伝えながらも、
自分自身が教えてもらったり、考えさせられることの多い訪問だった。
毎日飛び込み訪問をされている人の苦労が、ほんの少しだけわかった。
まだまだ知らないことが多いなと思った。


では、また。