こんにちは、検索迷子です。
以前、クリエイティブ・ディレクター佐藤尚之さんの『明日の広告』をご紹介しましたが、
そのなかで、とりあげられていた一冊を読みました。
『加賀屋の流儀−極上のおもてなしとは』です。
- 作者: 細井勝
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/08/26
- メディア: 単行本
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インターネット広告に精通した、佐藤尚之さんが紹介する、
おもてなしの心とは何かが知りたくて読みましたが、
読み終えて、おもてなしの心にはインターネットだろうが、対面だろうが、
場や手段や道具の問題ではないのだと思いました。
誰かに何かを伝える、誰かと関わることがおもてなしであり、
今、目の前にいる人だけでなく、今ここにいない人に向けても頭を下げる。
その気持ちを持っているかどうかで、
私たちの仕事はぐんと広がりを見せるのだと思いました。
人をもてなすということが、これほどまでに深いことなのかと、
考えさせられて、自分はここまでできるかなと思った一冊でした。
極上のおもてなしが、インターネットで実現できる一人でありたいものです。
どんな仕事も、会おうが会うまいが、誰かと繋がる以上は、
接客業なのだとつくづく思いました。
では、また。