本物を食べる旅

こんにちは、検索迷子です。


フードジャーナリストの向笠千恵子(むかさちえこ)さんの本を偶然に一冊手にして、
おいしいものを食べるということは、こういうことなのかと新鮮な思いになり、
まとめ読みしました。


向笠さんの本はどれも、
食欲をそそられるような、その土地に根ざした食を紹介してくれています。
日ごろ、貪欲に新しいものを食べるということはしていませんが、
人として生きているからには、同じ一食を食べるなら、心が豊かになる食事がしたいと、
あらためて感じさせてくれます。


9冊ご紹介しますが、
どれか一冊をぜひ手にとってみると、食に対する思いは変わってくると思います。
作り手を紹介している本も多く、私たちは工場で生産されたものを食べているのではなく、
なんとかさんという個人が作ったものを食べているのだと、
作り手の顔と思いが見える本が多いです。


日本の本物を食べる、
本気で作っている生産者さんの思いを知る、郷土料理を知るといった、
日本人として食べておきたいものはこれだと発見もあり、
日本に生まれて日本の食文化を知らないなと思わされます。
おいしいものを食べに、旅行にでかけたいという気持ちにさせられる本ばかりです。


日本の朝ごはん (新潮文庫)

日本の朝ごはん (新潮文庫)

ごはんの旅人

ごはんの旅人

本物にごちそうさま

本物にごちそうさま

日本の旅ごはん―平成食の風土記

日本の旅ごはん―平成食の風土記

郷土料理大図鑑

郷土料理大図鑑

米ぢから八十八話―全国おいしい食べもの探訪

米ぢから八十八話―全国おいしい食べもの探訪

日本人が食べたいほんもの―志の「食」職人たち

日本人が食べたいほんもの―志の「食」職人たち


こういう良質な食事を教えてくれる本に出会うと、
自分って毎日、何を食べて生きているんだろう?と思ってしまいますね。


食べることにもう少し丁寧でありたいものです。
おいしいもの、食べてますか?


では、また。