こんにちは、検索迷子です。
いろんな方たちと日々、ミーティングをしていますが、
会議は参加者によって、よくも悪くも多様だなと思わされます。
さくさくと決まることもあれば、
話し合っている時間そのものに意味があったりと、
同じ一時間でもその濃度は違ってきます。
案件に、急速にドライブをかける会議もあれば、
時間泥棒のようにブレーキとなる会議もあります。
何がこんなに明暗を分けるのかというと、
仕切りと、参加者の役割や意識の持ち方、活用する道具類などによるかもしれません。
会議のありかたを見直したいとき、折に触れて読み返す本に、
森時彦さんの『ファシリテーターの道具箱』があります。
ファシリテーターの道具箱―組織の問題解決に使えるパワーツール49
- 作者: 森時彦/ファシリテーターの道具研究会
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/03/14
- メディア: ペーパーバック
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会議が活性化されず困っていた時期、人にいただいた本ですが、
とても読みやすく、一見当たり前のようなことが書いてあるのですが、
思いのほかめくっているだけで、ヒントになるようなことが満載です。
同じように会議運営に困っている人に、勧めたところ他の人からも好評でした。
ファシリテーターという言葉になじみがないかたは、以下をご参考にしてください。
会議の場などで、コンテンツ(議論の内容)に対して公平な立場にたち、話し合いのプロセス(流れ)に介入してファシリテーションを行う者のことをファシリテーター(Facilitator)という。
誰かと何かを打ち合わせをするということは、何かを決めるための時間です。
決めるべきことが、速やかに決められるよう、この本は助けになってくれると思います。
個人的に、報告会形式の会議はあまり価値を感じません。
参加する時間に見合う、出席する前よりも終わった後に、
何か発見があったり、1+1=2以上の効果が実感できる時間がいいなと思います。
だから、発言者が限定されていたり、新しい発言者を抑圧するような、
そういうつまらない会議はできるだけしたくないと思っています。
いい会議ができる仲間となら、いいものが生み出せると信じて、
毎日毎日の貴重な時間を使おうと思います。
では、また。