はてな記法で、おまじない

こんにちは。検索迷子です。


今日のお話は、
はてな記法を使えるようになって、
はてなダイアリーの楽しさが加速したという話、
です。


メリハリがない。でも、直せない。


検索迷子を書き始めた頃、
はてなダイアリーを開設したものの、毎日がちょっとしたイライラとの戦いでした。
それは、体裁をきれいに整えられない、直し方もわからないということでした。


私自身はこれまでに仕事として、
情報を、お客様にどうすればわかりやすく伝えられるかを考えて、
デザイナーや技術の方たちに指示を出したり、チェックをしたり、
効果測定をしてナビゲーションを見直す側にいました。
ところが、恥ずかしながら、自分では全くそういうことができないのです。


検索迷子を初めてアップした日、
うそ。。。なに、これ、、、。読みづらい。
直したい、、、。うー、でも、いい、これでいこう。
あまりの格好悪さにがっかりしたものの、体裁を整えるゆとりはなく、
読めればいいと割り切ることにしました。


ページの体裁について、仕上がりの完成形のイメージはあっても、
どうやってそれを実現していいのかわからず、
調べ方も、調べる用語もわかりませんでした。
はてなで調べるのか、検索エンジンで調べるのかもわかっていませんでした。


調べる気になれば、調べられたのでしょうが、
毎日、文章に時間がかかり、体裁を気にすることもできませんでした。
見栄えは悪くても、とにかくはてなダイアリーを続けることにしました。


体裁をかえるにしても、
それがはてなダイアリーに特化した技術が必要なのか、
ブログ全般の知識なのか、
何か必要な言語を覚える必要があるのか、
どこかにボタンが隠れているのか、
何かをダウンロードする必要があるのか、
そういうことさえも知らなかったのです。


アマゾンの画像をどうしても貼りたい。


でもさすがに、本の紹介をしたいと思ったとき、
図書館司書資格を持っている人間としては手を抜きたくなくて、
アマゾンの画像を貼りたいと欲が出てきました。
そこで、知り合いではてなダイアリーを開設している人に、
どうやったら、アマゾンにリンクできるのかを聞いてみました。


その人は電話口で、
はてな記法っていうおまじないを使えば、いろんなことができるよ」
と教えてくれました。


声だけを聞いていた私は、
はてなキホウ、って何???
ん? もしかして、キコウって言ったのかな?
と、混乱しました。


気泡って、なんか、すぐに消えてしまう隠しコマンド?
気法かな、それって気合を入れるとか、そんなこと?
それとも、気功?呼吸法?
もしかして、はてな気候、とか、仮想のはてな独自の世界観?
はてな機構っていう団体があって、そこで決めたコードがあるの?


もう、キホウ、でさえなくなってます。


疑問が頭のなかをぐるぐるして、凄く難しそうなものに聞こえました。
相手はすぐに察知し、
はてなで使ってる、記述の方法だよ」と教えてくれました。


でも、記述の方法って言われてもまだよくわからず、
それってプログラムを書くくらい難しいのかな、と暗い気持ちになりました。
私はプログラムは書けないし、読めません。


はてな記法をいきなり覚えるのは、私には無理とその人はわかったようで、
アマゾンの画像を貼る方法だけ知ってればいいよと、
その「はてな記法」というものをメールで送ってくれました。


私は図書館司書資格を持っているので、コード体系だけは幸いすぐわかり、
どの部分に、どの数字を埋め込めばいいのかだけは理解できました。


はてな記法という、おまじないを初めてかけてみる。


はじめて、そのはてな記法というおまじないを使って、
検索迷子にアマゾンの画像が表示されたときは、本当にびっくりしました。
うわーーーーー! 画像が出てきたー。
私にもできたーーー!と感動しました。


こういうことが、簡単に理解できる人には信じがたいかもしれませんが、
私は文字で指定したものが、画像になるということが初めて経験だったのです。



そもそも、やろうとしたこともなく、
調べることもなく、試してみてこなかったのですから、
こんなに簡単にできることすら知らなかったのです。


でも、私のはてな記法の体験は、いったんそこでストップしました。
毎日、24時までにアップすると決めていたため、
他のことを調べて、試す時間がとれなかったのです。
表面の理由はそうですが、やっぱり面倒だという気持ちもありました。


しばらく、その一行を毎回コピペして、本の画像をアップしていました。
相変わらず、他の部分はのっぺりして読みにくいのを、
見てみないふりをしていました。


ルールは、いったいどこまで適用できるかという謎。


検索迷子を始めて二週間後に行ったココログ講習会で、
初めてブログでできるデザインの広がりを体験しました。
管理画面にある、ボタン1つでデザインが変えられるということを知りました。
でも、このときもまだ私は勘違いをしていました。


管理画面にデザインボタンがあるのは、
ココログだけのオリジナル機能だと思っていたのです。
はてなダイアリーは、「はてな記法」をマスターしなければならない、
文字で指定しなければいけない、
全パターンを頭にたたきこまなければいけない、
難易度の高いブログなんだと思い込んでいました。


はてなは頭がいい人が使うものなんだなぁ、
ボタン1つでこんなに簡単にできるなら、
ココログに乗り換えようかなぁと思ったりしていました。


知らないって、どこまでも勘違いの連続なのですよね。
知らないから、切り分けられない。
知らないから、無駄に怖がる。
だから、すぐに検索迷子になるのです。



はてな記法の使い方については、
アマゾンの画像を貼ることから、もう一歩だけ進歩をしたので、
その経緯をまた後日、書きます。


私は、検索迷子の成長記録として、
いつ、どの操作ができるようになったか、どんな気持ちだったか、
どんな誤解をしていたのかをメモしています。


迷子経路を、明らかにして文字にしていく、
それが、次の検索迷子を減らすために、私がささやかながらできることです。
そして、私自身が失敗続きの落ち込みを文字にすることで、
誰かにお役に立てようと落ち込みをパワーに変えることができます。
転んでも、誰かのために役立とうと思います。



では、明日。またここで。


検索迷子