はてなさん、9年目おめでとう!

こんにちは。検索迷子です。


今日のお話は、
今日7月15日は、はてなの設立記念日。
9年目のはてなに伝えたいメッセージ、
です。



■今日がはてなの設立記念日


はてなは2001年の設立から丸8年、
今日、7月15日に9年目に突入したようです。
はてなさん、おめでとうございます!


偶然にも今日、3年前の近藤淳也さんのインタビューを読んでいて気付きました。
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http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0607/14/news031_3.html
昨年12月、1人でアメリカ出張して決意を固め、帰りの飛行機でプレスリリースを書いた。
日付けは、はてな5周年記念の2006年7月15日。この日に発表できるよう、準備を進めてきた。
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記事を読みながら、
もしかして今日って7月15日じゃない?と、偶然の発見にびっくりしました。
いつのまにか、もう9年目なのですね。



でも、はてなの会社概要では、設立年月までしか記載がありませんでした。
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はてな 会社概要
http://www.hatena.ne.jp/company/profile
設立 2001年7月
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会社概要には、日にちがないため自信はありませんが、
今日が、はてなの設立記念日という前提で今日のエントリーを書きます。



はてながある暮らし


私はまず、はてなを取り巻く場にいる方たちに、
はてなを生み出してくれて、ありがとうございますと、
お礼を言いたい気持ちでいっぱいです。


はてなダイアリーを始めて、今日でちょうど二週間です。
たった二週間で、私の人生観、インターネットとの距離感は劇的に変化しました。


それだけ、インターネット上で何かを書くということが、
私にとって人生を変える出来事でした。
その一歩を踏み出す勇気を、はてなは私にくれました。


他社のブログではなく、
はてなダイアリーで始めて良かったと思う瞬間もたくさん訪れました。
なんとなく、ゆったりと安心して書いていられます。



たぶん、
はてなのサービスが人生にすとんと入り込み、
はてななしでは生きられない方も多数いると思います。


決してそれは大げさなことではなく、
情報の収集や、人とつながることや、暮らしに喜びを与えてくれることなど、
理由はそれぞれでしょうが、
はてなが必要な人はたくさんいるのではないかと思います。


でも、共通して言えるのは、
はてながない暮らしがもはや考えられない、ということです。


はてなブックマークができる前、情報はどうやって収集していたでしょうか。
はてなダイアリーができる前、人とのつながりはどうだったでしょうか。
人力検索はてなができる前、疑問はどうやって解決していたでしょうか。


今となっては、
はてな利用以前の日々が、想像できない方もいるでしょう。
私もその一人です。
考えていることを文字にせず、心のなかでのつぶやきにしていた時と、
書き出した今とは、まるで心のありようが違います。


はてながあって良かった。つくづくそう思います。



■近藤さんはじめ、スタッフのみなさんに


はてなという場所で、
いいサービスを作り出してくれて、
楽しませてくれて、考えさせてくれて、
人とのつながりをくれて、未知なものを知らせてくれて、
止まることなくこつこつと続けてくれて、
未来に期待をさせてくれて、
本当にありがとうございます。


はてなには、すばらしい時間が流れています。



使い手の一人として、
そして、作り手だった一人として、はてなを尊敬しています。



この規模で、これだけの利用者数で、
ここまで信頼されて愛されていて、
責任を持って利用者に向き合っている、
そして、何年もその状態を維持し、変化し続ける、
はてなというサービスを凄いと思います。


ユーザビリティについて提案したいことは山ほどありますが、
そんな細かい次元ではなく、
はてながある、そのことだけで多くの人が幸せになれます。



これからも、良いサービスを作り続けてください。
私もこの場に参加しながら、同じ時代を生きていきます。
インターネットの歴史や、誰かの人生を変えてしまうくらい、
夢を追い続けて、もっと大きい夢を形にしていきましょう。



はてなのみなさんや、
このエントリーを読んでくださるみなさんと、
今ここで出会えた時間は、私の宝物です。


はてなで過ごす時間を、大切にしていきたいと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いします。



■お客様からのメッセージに、プロジェクトが狂喜した日


私が携わったインターネットサービスでも、
利用者から、何周年おめでとう!コメントを多数いただいていました。


大々的な告知はしなかったのですが、
熱狂的なファンの方たちが覚えてくださっていたり、
お知らせページを読んでお祝いをコメントをくださる方がいました。


お客様から感謝していただけるなんて、
そして、それを文字で見せていただけるなんて、
インターネットサービスの作り手として、想像していなかったことでした。


書き込みを見つけたとき、嬉しすぎて言葉がでませんでした。
早速、プロジェクトのメンバーに共有して、
無名だったサービスがここまできたねと大喜びしました。
何とかしてではなく、ありがとうって書いてあるよ、泣けるねぇと。


自分たちがやっている日々の仕事は、
地道なことの連続で、ときどき腐りそうになるけど、
ちゃんと意味があるんだね、待ってくれている人がいるね、
がんばらなくちゃと言ったメンバーもいました。
私も全く同じ気持ちでした。
プロジェクトメンバーと、また一緒に前向きに進もうと思いました。



インターネットサービスの作り手は、批判されることは多くても、
対面でお客様と接する機会が少なく、感謝の言葉をなかなかいただけません。


ときどき、自分のサービスはこれでいいの?
満足していただけてるの?と、自信をなくすこともあると思います。


でも、
サービスを作ってくれてありがとう!
信頼してますと、心の込もったメッセージをくださる方もいると知りました。


見守ってくださる方がいる以上、
もっともっといいサービスを作ろうと心に誓いました。
誓うだけでなく、お客様に返せるお礼は、何かを生み出すことだから、
とにかく考え抜こう、機能を実装しようと思いました。



こんなにやる気にさせてくれるお礼メッセージは、
お客様からいただける最大のプレゼントです。


おこがましいと思いつつ、私が感じた喜びを、
はてなスタッフのみなさんにもお伝えしたいと思いました。
私からのささやかな、お誕生日プレゼントです。


はてながあって、本当に良かったです。
はてなのサービスは人の幸せを作り出す、すばらしいものです。
これからの発展を楽しみにしています。



はてなさん、お誕生日、本当におめでとう!
10年目もお祝いできるよう、私もこの場所を楽しみますね。



では、明日。またここで。


検索迷子