突然の大雨

こんにちは、検索迷子です。


予期せぬ大雨に遭遇した。
傘も持たずに出かけて、
室内から外に出て初めて気づいた。


見上げたところで、雨は勢いを増すばかりで、
やむ気配はまるでない。
今すぐ、どうするか決めなければならない。


大雨のなか駆け出す、
もといた場所に留まり雨が止むのを待つ。
途中で傘を買うか、買わないか。


立ち尽くすわずかな時間に、
今まさに自分が立ち向かおうとする問題そのものを、
大雨は象徴している気がした。


まさに重たい話をして、
大雨みたいな気持ちを抱えて、外に出たばかりだった。


打ち合わせをしていた人が、
走ろう、と言って駆け出した。
引っ張られるように自分も走り出した。


一人でいたなら、あのとき走っただろうか。
引き返す道を選びはしなかったか。


そう思うと、
今目の前で起こる突然の大雨も、
突然の大雨みたいな出来事も、
一人では決断もできなかったり、
判断を誤ったりするかもと思い、
一人で悩むのはやめようと思った。


突然の大雨も、少ししてあがった。
突然の大雨みたいな出来事も、
晴れ渡る景色にいつかなると、
ただ信じて、行動するしかない。


晴れの日は来る。
自然の摂理を、信じたい。


突然の大雨は、駆け出して、
次の場所へ行ってしまおう。


では、また。