いいことしか起きない30のルール

こんにちは、検索迷子です。


時任千佳(ときとうちか)さんの、
いいことしか起きない30のルール、
マガジンハウス刊を読了した。


いいことしか起きない30のルール

いいことしか起きない30のルール


スピリチュアルなものには鈍感なため、
時任さんの経験やエピソードは、
少し理解しがたい部分があったが、
本書に込められたものは、
なんとなく理解できた気がする。


なかでも、
ありのままの自分を認めることで、
初めて自由になれる、
という部分が印象深かった。


気づいても反省はしない、
許すことが一番難しいのは自分自身、
自分を修行のように必要以上にがんばらせてしまう、
というくだりを読み、
ああ、なんだかわかるなと思った。


他人への憎しみは、
自分ではコントロールできないものだからと、
昔ほど感じなくなり、
長引かせることもなくなった。


だけど、コントロールできるものとして、
自分には、未だにたくさんの責めを持って、
反省だらけで、
自分で自分を追い詰めていたかもしれない。


自分を愛して、自信を持つことが、
何よりも一番難しい。


自分を許すということを、
ごく自然にできるようになるまで、
少し意識改革が必要そうだ。


自分はこうだからという開き直りではなく、
こういう自分から始める、
こういう自分だからこうする、
という、前向きな気持ちで考えること。


反省ばかりしていても、
そこには萎縮しかない。
その気づきを、
後ろ方向にこねくりまわすのではなく、
前方向に蹴り出す原動力にしよう、
そう気づかされた一冊だった。


では、また。