未知な場所に手を伸ばす

こんにちは、検索迷子です。


先日、人づてに、
異動の決定権を持つ人が、私が異動をすんなり受け入れ、
残留したいと一言も言わなかったことに、
拍子抜けしたと聞いた。


愛着や意欲がないのではなく、
一度異動の話題の俎上にあがったなら、
それは、変化のサインだと受け止めるからだ。


打診をされた時点で、気持ちは未知なるものに向き、
むしろ異動を断り、現実維持をするほうが、
停滞感が沸き上がる。


たまたま今回、
一度内示されたあと白紙に戻りそうになり、
その時に、未知なるものに心づもりができたのに、
また同じ環境が続くのかと失望すら覚えた。


慰留を上申した上司に感謝しつつ、
決定権を持つ人との最終意思確認では、
未知なるものに挑戦したいと、
むしろ自分から異動を願い出た。


その上司との温度差に、拍子抜け、
ということらしかった。


単純に、未知なものに手を伸ばし、
新しい知識を得たい、
人として成長したい、
自分に着目してチャンスがもらえるうちに、
流れにのり環境を変えたいのだ。


昨日と同じ安定は心地よいが、
リスクをとりにいく覚悟で、
未知な場所へ行こうと思った。


人によっては、
薄情で淡白に見えるかもしれない。
でも、常に未知なものがなければ退屈する。
それは自分が一番よくわかる。


未知なものに手を伸ばして、
違う自分の一面を自分で見てみたい。


転職の決意に比べたら、
顔見知りだらけの社内異動は、
ずいぶん気持ちが楽だ。
とはいえ、やはり挑戦は挑戦。


さて、どうなるか。


では、また。