何度でも立ち上がる

こんにちは、検索迷子です。


何度もつまづき、何度も転ぶ。
いい加減、学習しなよと自分で言いたくなるくらい、
同じポイントでつまづき、
立ち止まり、うずくまり、途方に暮れる。


こっちに進んだら危ないとわかっていてさえ、
それを回避できない。
よく、事故が多発するポイントは、
よそみをしてはいけない場所の、
注意喚起の立て札が仇となり、
かえってそこに視線を集めてしまい
負の連鎖が起こると聞くが、
それと似ている。


危ない、そっちを見てはいけない、
という方向に、
ブレーキどころか、真っ向から突っ込んでしまう。


痛い思いをして、傷つき、
引き返し、やり直し、
時間をときに大幅にさかのぼり、
もうなに一つ救いはなく、
リカバリーに精一杯になる日々が続く。


それでも、ただひたすら屈んで、
じっとしていたり、
無心に目の前のことに対処していると、
やがて、気力が戻り、
再び立ち上がり、新しい時間を生み出そう、
という気力が回復する。


何度も痛い思いをしながらも、
退屈やただの静かな日々より、
転んでもつかみきった、
たった一つのものがあれば、
何度でも転んでやると思える。


何度でも転んで、
何度でも立ち上がる。


心は強い。
何度もずたずたになりながらも、
また再生に向かう。


わずかな進歩であったとしても、
他人からは見えない成長であったとしても、
自分が、まだいけると思うなら、
何度でも立ち上がろう。


反動をつけて、
よし、行くぞみたいに、
張り切らなくていい。


つえをつき、
はいつくばり、
ときには横になりながらでも、
せめて頭は上げて、
大きく息を吸い込もう。


何度も立ち上がる。


では、また。