生きるためにつながる


こんにちは、検索迷子です。


生きるためにつながる、
石鍋仁美著、
日経新聞出版社刊を読了した。

生きるためにつながる

生きるためにつながる



働き方は多様になり、
仕事に応じたコラボレーションもできる時代だ。


そんななかで、
自分が誰と何を世の中に生み出したいか、
誰の幸せのために役立ちたいか、
私たちは選ぶことができる。


でも、選べるからこそ、
選ばずにただサラリーマンでいることの
ジレンマや、
行動や思考を止めてはいないか、
という問いも大きくなっている。


丁寧に取材された本書を読むにつれ、
生きるためにつながる、
その意味を深く考えさせられた。


つながるだけなら、
SNSを駆使すれば可能かもしれない。


でも、ただつながるのではなく、
何かを生み出し、責任を背負い、
痛みを分け合い、
まだ見たことのない場所にいくために、
どれだけ、深くつながる気持ちがあるか、
その真意が問われている気がする。


つながることが、
知り合いレベルを越えるには、
ということを最近よく考える。


アカウントを、
どれだけたくさんのSNSで持っていても、
なぜ、皆、横一線にしかいないのか、
ということも、なんとなくわかる。


抜け出す、
切実に追い求めるものが、
はっきり意識できてこそ、
つながることや道具に意味が生まれる。


生きるためにつながるとは何か、
もう少し考えていきたい。


では、また。