なつかしさ

こんにちは、検索迷子です。


ここ数年、昔の知人から連絡をもらうことが増えた。
なかには、ずっと会っていなくて、
メアドさえも知らなかった人もいる。


でも、知り合いのなかで、
こつこつ、昔の住所録(個人情報保護があれこれ言われる前までは、
普通に配布されていた)や、
年賀状などをたどって連絡をとり、
双方に連絡先を教えあっていいかと確認をし、
昔の交流を途絶えないようにしてくれる、
まめな人がいて、
思いがけず多くの人との交流が復活した。


懐かしく、嬉しい反面、
心のどこかでは、
思い出すこともなく、
もう二度と会うこともないだろう、
と思っていた人と連絡をとる不思議さもある。


消息を知りたいとか、
連絡をとりたいとか、
自分では全く思わなかった人とつながり、
こういう懐かしさも一つの縁の形なんだなと思う。


それぞれ、お互いのことを懐かしく思い出し、
今の情報を知ったが、
そして、そこからどんな時間が生まれるのかは、
誰もわからない。


またこのまま、
次も、誰かを中継して、
お互いの消息を知るのかなとも思ったり。


懐かしいだけでは、過去のままなのだと思う。
そこから、今の関係に切り替えたり、
切り替えたいと思われたりする自分でなければ、
と考える。


なつかしさだけでは、あの人は今、
みたいな興味だけだから。


では、また。