こんにちは、検索迷子です。
大量に買った義理チョコを配り歩いた。
社内で、異性同性と関係なく、
日ごろ接点がある人に全員渡し、
打ち合わせに出向いた取引先の人たちにも渡した。
誰もが、え?という顔をして、
そして、表情を崩して喜んで受け取ってくれた。
普段、仕事の表情しか見せない人たちが、
やけに照れて表情を崩し、
受け取ってくれる姿も、
めったに見られないものを見た気分で面白かった。
ほんとうに小さいものだけど、
一人ひとりにこうして手渡しをして、
一瞬でもコミュニケーションをとり、
私はあなたが嫌いじゃないですよ、
あなたに対してバリアを張っていませんよ、
という行動をした意味は大きかった。
なんといっても、渡すためには相手のプライベートゾーンに
近づかなければならないのだから、
仕事の距離感よりはずっと近くなった。
渡すことだって初めてだから恥ずかしかったけれど、
こんなに小さく、安価で、
手短にコミュニケーションがとれるなら、
バレンタインの義理チョコというものも悪くないなと思った。
言葉でお礼を言うことも大事だが、
こういう形でちょっと見せるという機会も、
なかなかあなどれない、
そういう貴重な経験をした一日だった。
大量のチョコを持って通勤をしたかいがあったくらい、
人との距離感というものに、
温かい気持ちにさせられた一日だった。
では、また。