人間関係のマトリックス


こんにちは、検索迷子です。


本田健(ほんだけん)さん著、
ユダヤ人大富豪の教え ふたたびアメリカ篇
幸せな人間関係を築く8つのレッスン』を読んだ。

ユダヤ人大富豪の教え ―ふたたびアメリカへ篇

ユダヤ人大富豪の教え ―ふたたびアメリカへ篇


ずっと続くと思えた日常に影がさしたとき、
たいせつな人を失いそうになったとき、
今、自分はなにをすべきかと考えさせられる一冊だ。


なかでも、人間関係のマトリックス(チャート)の話が興味深かった。
人間のタイプには4種類あるという。
4つをマトリックスで分類すると、左上から時計周りに

・ポジティブ自立
・ポジティブ依存
・ネガティブ依存
・ネガティブ自立

となる。

この、対極にある性質を持つ人と、
人と人は影響しあうということだ。


相手が明るい人なら、自分も明るくなり、
暗い人なら暗くなるといったように、
相手の感情の状態に一時的に影響されるということだ。


自分は常に誰かと影響しあって生きている。
そんなことを、チャートのどのタイプに自分があるかをチェックしつつ、振り返った。


深く自分の感情を見つめ、
何が今の自分の幸せをさまたげているのかを知る。


それはつらい作業ではあるけど、
絞りきって、涙を流して、その先に本質が見える時間なのだと思う。


幸せな人間関係を作るためには、一人ではできないことばかりだ。
人と話しながらよりよいものを探し、
人とどう接するかということに対して、
繊細で敏感でありたい、と思った。


誰かと幸せにならなければ、
幸せは実際よりも小さく見える。
そして、幸福感は大きくならないものなのだ。
幸せをわかちあえる、誰かを見つけよう。


もう、いるかもしれないし、
今から探すかもしれないけれど。


では、また。