小さな前進

こんにちは、検索迷子です。


いろいろなお客様にお会いする。
波長が合う方もいれば、
全く自分が受け付けないタイプの方もいる。


どちらもわけ隔てなく、仕事として接しなければならない。
でも、電話やメールさえ、戸惑う相手もいる。


それでも、相手の方からすると、
私が制作窓口である以上、
実現したいことのためには私からの働きかけを待っている。


気持ちが引けても、動かなければならない。
最低限果たすべき役割のために、
相当なエネルギーが必要なこともあるし、
喜んでいただく積極的提案すら意欲が持てないこともある。


しんどいなと思う時期はあえて無理をせず、
たんたんとこなす。
付加価値がつけられるほど、肩入れできないのに、
余計なことをしようとして破綻をきたしたくないと、
守りに入っているとわかりつつ、
自分の気持ちが熟し、
お客様との距離感が縮まるのをひたすら待つ。


普通のことを普通にやる、それだけに集中する。
そんななかで、ある時突然、ブレークスルーする瞬間がくる。
エンジンが入り、
もっとこうしたほうがいいとひらめきがやってくる。


そこからが自分の本領発揮の段階で、
お客様のことを考え抜いた提案がどんどん湧いてくる。


年末になり、しばらくおつきあいがなかったお客様に連絡したら、
予算上、なかなか発注できませんが、
構想はあるので来社をと呼んでいただいた。


納品物で信頼をいただき、実績をあげたからこそのことだ。
でも、お会いした当初は、緊迫感のある大人数の会議を仕切るのが、
かなり自分はプレッシャーで、笑いすらない打ち合わせだった。


半年経過して、こんなに気軽にメールしたりできるとは、
半年前には想像できなかった。


今、苦手なお客様も、やがてこうした時間がくるかもしれない。
少しでも前進できれば今は良しとして、
自分から嫌いにならないよう、誠意を見せていこう。


人と人は話あえば分かり合っていける。
その希望は捨てずに行こう。
小さくでも前進し、後退しなければ、
未来は開ける。
そう信じていこう。


では、また。