やりきる力

こんにちは、検索迷子です。


プロジェクトを複数抱え、
お客様との交渉、売上と原価の管理、
パートナー会社との交渉、
社内の利害関係の調査など、
毎日が緊張にさらされ、重圧が大きい。


クライアント数が少なかった頃は、
ただがむしゃらにやれば良かったことも、
今は自分が主体的に動いていかなければ、
誰も代わってくれない。


チームでやっていて、いかにたくさん人を巻き込んでも、
孤独だとわかってきた。
責任は自分が全て負っている。


思えば自分はいつも、最終責任を負わないギリギリの立場で、
思い通りにならないジレンマを持つ、矛盾に生きていた。


責任を引き受ける覚悟をしたわけでもないのに、
今は周りが私に実力以上の仕事を期待し、
声がかかり不可抗力のまま波にもまれている。


未知な仕事を振られたり、
規模が大きかったり、
なぜ私にそれを?とびっくりする。


でも、私にしかできないと思われて期待されてることが、
ありありとわかる。


わけがわからなくても、
やります、
何とか形にしますと引き受けることになる。


孤独との戦いは、やりきる力を確かなものにしてくれる。
自分が走り続けていないと、
次工程の人に話を繰り出していかないと、
ストップしてしまうのだと痛感する。


他の人に助けてもらうためには、何をすべきか、
孤独な時間があるからこそ策を練る。
ものづくりは一人ではできない。
私が声を上げていかないと何も進まない。


やりきる力は、私に人としての総合力をくれる。
中途半端にものづくりに関わっていたときとは違い、
自分の持てる力を振り絞って、全ての仕事に関わっている。


やりきる力は、逃げ場もなく、
代わりもいなくという外的な要素から始まっていたが、
受けて立つ決意をしたのは紛れもなく自分だ。


やりきっていこう。
この先に、光はあるのだと思いながら。
孤独を力に変えていこう。


では、また。