ぼんやりと次を描く

こんにちは、検索迷子です。


他人から与えられる忙しさというのは、
渦中にいるときはしんどくても、
お題に対してこなしていけばいいだけなのだから、
ずいぶんとラクだなと思うことがある。


むしろまっさらなところから、
何かを描いていきながら、
次なる課題を見つけていく時間のほうが、
果てしもなく長く感じ、描けるイメージがあいまいなぶん、
何をしようかと考えあぐねる。


ここしばらくずっと、受動的な多忙のさなか、
いろんなことが見えなくなっていた気がする。


もっと、自分が目指すサービスの形、
自分のキャリアとして形成していきたいもの、
夢を描けるもの、
成長を施してくれるもの、
希望につながるような時間など、
広く考えていきたいと思うようになった。


決して今いる場所を最後の場所や、
最後の成果物にしたいとは思わない。


もっと自分の持つ力で、
世の中にいいサービスが送り出せるはずだと思い、
そのサービスを考え抜くために自分という存在が、
このネット業界にいるのだと思っている。
というか、思いたい。


なぜ、いいものを追求し続けるのかと問われることがあるが、
それはひとえに、検索迷子を救いたい、その気持ちだけだ。
人が情報に出会うその瞬間に、
私が考え抜いた仕組みが手助けとなるよう、
力を蓄えて、アウトプットしたいと思っている。


やりたいことを描きながら、
とはいえ、目先の瑣末な仕事にも追われて、
自分がけずれてしまわないよう気をつけようと思う。


まだいいものを作れると思い、
まだいいものを作りたいと思える、
そんな自分の青さが消えないうちに、
行動して、考え抜いていこうと思う。


ぼんやりと次を描きながら、
クリアに形にしていきたいと思う。


では、また。