検索迷子は今日で200回目

こんにちは、検索迷子です。


今日のエントリーで、検索迷子は200回目となります。
開設から1年1か月でやっとここまで来ました。
今のところ、150日くらい連続で毎日更新しているため、
100回目あたりから、だんだん生活リズムの一部になってきています。


200回を前にして、先日、ブログをやっていてよかったと思うことがありました。
それは、本のレビューをした著者の方から、直接コメントをいただき、
ブログにも言及していただき、トラックバックをしてもらったのです。


それは、克元亮(かつもと・りょう)さん(id:katsumotoryoさん)からのものです。
検索迷子では、
わかりやすい文章のためにのエントリーで、
『SEの文章術【第二版】』をご紹介しました。


克元さんのブログでは、以下のようにご紹介いただいています。
克元亮の新執筆日記 2010-08-01 『SEの文章術』(7)書籍言及リンク集

『SEの文章術』の書評をいただいたサイトを以下に紹介します。

・一般のビジネスマンや、卒論作成中の学生さんなど、幅広い層に有用なノウハウが凝縮されている。 - 検索迷子

なんと、検索迷子を一番最初に紹介していただいています。
嬉しいですね。


トラックバックをしてもらったからということではなく、
実はこの本の良さは、もう一度エントリーを書こうと思っていました。


それは、同書内の第6章にある「文章力向上のための必読書」11点が、
とても厳選された良書で、誰にでもおすすめしたい本ばかりなのです。
こんなにいい本の紹介が凝縮されている本という点でも、
克元さんの視点の確かさがわかります。


未読のものがあったため、その後入手して読み、
検索迷子ではその本について、エントリーを4本も書いています。
一冊の本から派生して、ここまでエントリーを書いたのは初めてのことです。
それほどに、いい本が紹介されているのです。

SEの読書術から、ヒントをもらう
知的複眼思考法
1962年からの読書術
クリティカルシンキング<入門篇>


さらに予定では、あと何回かエントリーを書くつもりです。
克元さんが紹介してくれたこれらの本は、どれも新刊ではないのですが、
名著といわれるもの、読み継がれている良書ばかりです。
著書のなかで記載されていなければ、手にすることもなかったかもしれません。


情報過多の時代、良書、古典といわれる本を、
丁寧に解説付きで教えてくれる書き手の方がいてくれることが、
本当にありがたいと思いました。


『SEの文章術【第二版】』内でのこれらの文献の取り上げ方は、
他の本に例を見ないような、読みたくなるような仕掛けがされており、
それが読書欲に拍車をかけてくれたと思います。


それは、全てのブックカバーを掲載し、解説を入れて、
11点になんと6ページを割いているのです。


よくある参考文献リストとは違い、ただの書名の羅列ではなく、
一冊一冊をとても丁寧にクローズアップしているため、
とてもいい本なんだろうなと読みたくさせられるのです。
それで、私自身も表紙を見て興味を持ち、すぐに読み始めました。
こういう、ちょっとしたことでも、
本当に勧めたいと思ってくれている、そんな熱意が伝わりました。


克元さん、本当にありがとうございます。


いい本をたくさん読んできた方だからこそ、
整理された文章、わかりやすい文章が書けるのだとあらためて思いました。


検索迷子も、わかりやすい、読みやすいと誰かに言っていただけるよう、
日々書く訓練と、良書に目を通していき、感性を養いたいと思います。
そして、次は300回を目指します。


とにかく200回、ブログを続けていれば、
こうした著者の方とつながる、そういういいことがあるのだなぁと思いました。


どんな感想だって、きちんと書いておけば誰かの目に留まる日がくるのですね。
このエントリーを書いたちょうど1か月前には、想像もできなかった展開です。


200回に華を添えてもらったような、嬉しい出来事でした。


では、また。