こんにちは、検索迷子です。
日に日に本業が忙しくなり、検索迷子を書く時間を捻出するのが、
なかなか大変になってきました。
本当はプライベートな時間を含めて、
どんなWebサービスを生み出すのか、本業のサービスのお客様のために知恵を絞り、
自分の手元にある課題だけを連続して考えたいところです。
先週から、本業に集中するために、
どこかでスパッと検索迷子を休止しようかと思っていたのですが、
もう少し続けようと思い直すきっかけがありました。
数日前に、検索迷子はあと数回で、はてなでブログを始めて100日となり、
はてな市民の銀メダルがもらえることがわかりました。
実際は2009年7月1日に開始していて、ブログ開設からは10か月近く経過しています。
この市民制度は累計日数ではなくて、ブログを書いた回数でカウントされているようです。
いずれにしても、もう、100回近く続けてきたのかと思うと感慨深いものがあります。
金メダルの300日は、果てしなく遠い気持ちになりますが、
目の前に100日の銀メダルをぶら下げられて、
そこに届く日が近いなら、せめて銀メダルまでは続けようと思いました。
こういうことが続けるモチベーションになるなんて、不思議なものです。
はてな市民制度は、はてなのヘビーユーザーの方は知っているかもしれませんが、
何か優遇されるわけではありません。
プロフィールのメダルの色が変わるだけのはずです。
また、失礼ながら数年前のブログが普及していない時とは違い、
ブロガーとしてのステイタスとは言いにくい制度です。
私自身、他の方のブログで、はてな市民の何メダルかを参考にしたことはありません。
それでも、銀メダルがほしいと思いました。
この感覚は何に近いのかと考えたのですが、
学生時代、マラソン大会の前に先生が言ってくれた言葉と関連しそうです。
それは、
「どんなにつらくても立ち止まるな。
次の電信柱まで走ろうと、目の前の電信柱を目標に走り続けろ、
一本一本の電信柱を越えれば次第にゴールに近づくんだ。」ということでした。
いきなりゴールを目指そうと思うから、しんどい。
ならば、小さな目標をたくさん立てて、目先の一つを越えることで、
結果がついてくるということを伝えてくれました。
たぶん、今は目の前の電信柱の一本一本が、
ブログを毎日書き続けるということなのだと思います。
毎日、今日も止まらないで書くぞ、今日も書いたぞと自分を励まし、
書く行為を辞めないことが積み重なっていき、やがて100日目が来るのだと思うと、
一日一日のエントリーを大切にしようと思えます。
今日もまた、一つ電信柱を越えることを目標に書き始め、検索迷子を更新できそうです。
100日経ったら、また次はどうするかを考えようと思います。
小さな目標があるから、毎日がんばれます。
日々のブログを書き続けることは、
爆発的な瞬間につながるのかもしれないと期待もしつつも、
今のアクセス数ではそんな野心はありません。
どちらかというと、
小さな話題を積み重ねることで、
検索迷子は一過性でユーザビリティや、Webサービスのあり方、
インターネットの世界を考えているわけではないと伝えたい思いがあります。
読み手の方から、検索迷子を信じられる書き手だと思っていただけるよう、
書いたブログの量や内容の総合力で、何かを伝えようと思っている部分もあります。
そして、何よりも大切なことは、
検索迷子で何気なく書いた、たった一文字のキーワードで、
誰かが情報に出会える瞬間を提供できる喜びがあります。
今日のアクセス数ではなく、いつかこの単語を探してくれる人のために、
検索されるように未知な、情報が希少な単語を仕込みたいのです。
恣意的に検索されることを狙いにいくのではなく、
偶然見つかったという喜びの一瞬のためにお役に立ちたい。
次の電信柱まで、走ろう。
走るのを辞めなければ、きっとゴールは見えてくる。
そう信じて、一日一日を大切にしようと思います。
次の電信柱まで、行けるところまで行こう。
今日から、数年後の今、このエントリーを読んでくださる方、
検索迷子を見つけてくれてありがとうございます。
これは2010年に書いた話題ですよ。
インターネット上に足跡を残す面白さは、一度知るとやみつきになりますね。
100日という、次の電信柱まで走ろう。
では、また。