流しばかりで、いつ本気になるの

こんにちは、検索迷子です。


陸上競技で使う用語に、流し、というものがある。
これは大会などでは、ペース配分の都合や、
予選突破順位がほぼ確実なときに、
次のレースに体力温存するために、
意図的にペースダウンさせることをいう。


または、ウォームアップのために、
単に軽く走ることをさす。


いずれにしても、
流しとは、意図して全力疾走をしないことだ。


ときどき、今は流しの時期だと、
全力疾走しないことがある。
今は体を温める時期だと。


ずっとこれを繰り返していると、
あれ、いつ全力疾走するつもりなんだ、自分?
と、我に返る。


本気を出さないことに、
理屈をこねたり、言い訳したりして、
本気の出し方やタイミングを忘れてないかい?
と、自分に問いかける。


流しばかりで、いつ本気になるの?


誰にも気づかれないよう流してるつもりでも、
たいていは、周囲にバレバレだ。


流しばかりで、いつ本気になるの?


誰からも指摘なんかされない。
流して苦しいのは、当事者だけ。


流しから、全力疾走に、
パチンと切り替えがきかないほどに、
何にしがみついているんだと、
体育会系のノリで自分を叱咤激励してみようか。


全力疾走する。


流しではない、全力疾走を、
見てみたいのは自分なんだろう。


では、また。