試験に合格するために

こんにちは、検索迷子です。


ここ数年、自発的に試験を受けに行くことが多くなった。
それは、資格だったり検定だったり、
あるいは講義やセミナーでの実力試験だったりする。
転職のときには、SPIや自宅でのWeb形式テストの受験経験もある。
小さいものでいけば、企業内での実力テストもある。


たぶん、社会人としては年に何度も、
かなり頻繁に試験を受けているほうだと思う。


試験を受けることは本当は好きではないが、
何かを始めようと思ったら、試験がついてくることが多い。


不可抗力のものはさておき、自発的に受けるのものもある。
なぜ受けるのかと聞かれたら、
試験は公平に実力審査をしてくれる点が気に入っている。
多くの人が受験するために、無機質に、同一基準で採点をしてくれる。
一部、論文などで人が採点する形式もあるが、
マークシートやWeb形式のテストが多く、それは平等な採点が行われる。


そして試験は、体系化された知識を学ぶいい機会になるのだ。
企業に何社勤めても、応用可能な知識よりも、
その企業独自のローカルルールしか身につかないということが、
なんとなくわかってきてからは、自力で学ぶしかないと思うようになってきた。


事実、企業の実践で得た知識は、転職するとごくわずかしか活きないことがある。
むしろ、自分で資格試験のために勉強した用語や体系、
一般的な考え方を知ることで基礎固めができ、
それによって転職が可能になったりする。


さて、試験に合格するためには、どうしたらいいか。
そのコツはいろいろあると思うが、あえてひとつだけ言うと、
受験地に行くということだ。
これしかない。


受験放棄をする人は、体感値だが、どんな試験でも3割はいる。
この3割になった時点で、合格は遠ざかる。
一度目は捨てたっていい。
とにかく受けに行く。放棄しない。


社会人ほど受験放棄をする。
忙しさを理由にする。
でも、受験する場にいくだけで、
空席を見ながら、下位3割よりも自分は上にいるんだと思える。
自分はとりあえず、ここに来たんだ。
ちょっとはやる気があるんだと思える。


試験に合格するためには、当然だけど受験会場に行くことだ。


まずは、そういう小さい一歩から。



では、また。